2025年5月~6月末にかけて、当院で健康診断を実施しました。
開院間もない中にもかかわらず、20頭のわんちゃん・ねこちゃんが健康診断を受けてくれました。
本記事が、今後の健康診断をご検討される際の参考になれば幸いです。
受診の内訳
● 種別内訳
| 種別 | 頭数 |
|---|---|
| 犬 | 8頭 |
| 猫 | 12頭 |
| 合計 | 20頭 |
● 検査コースの内訳
| コース | 受診頭数 |
|---|---|
| Aコース | 16頭 |
| Bコース | 0頭 |
| Cコース | 4頭 |
Aコース:血液検査+尿検査
Bコース:Aコース+心電図・血圧測定
Cコース:Bコース+レントゲン検査・超音波検査
📊 年齢別の健康診断結果
当院で2025年5〜6月に行った健康診断(犬8頭・猫12頭、計20頭)の集計結果です。
全体の半数に、何らかの異常が見つかりました。また、年齢が上がるほど異常が見つかる割合が増える傾向が見られました。
※0〜2歳と11歳以上の年齢層は受診頭数が少ないため、割合(%)は参考値としてご覧ください。

精査、通院、治療などが必要となった主な異常
- 慢性腎臓病 Stage1
- 高血圧症 ※Cコースで発見
- 低アルブミン血症
- 心臓バイオマーカー高値+心筋壁肥厚 ※Cコースで発見
- 僧帽弁閉鎖不全症 StageB2 ※Cコースで発見
🔍 結果のまとめ
- 検査を受けた半数に異常を認めました。
- 年齢が上がるほど、異常が見つかる割合は増加する傾向がありました。
- 7歳以上では過半数(60%以上)に異常がありました。
- 今回の集計では、11歳以上の子は受診頭数が少ないながら全頭(※)で何らかの異常が見つかりました。(※頭数が少ないため参考値です)
- これらの傾向は、一般的に報告されている犬猫の健康診断で見つかる異常の割合と同じ傾向でした。
- また、要再検査の異常のうち半数以上は、血液検査と尿検査だけでは判定できない異常でした。
🩺 年齢に応じた検査のすすめ
健康診断は年齢ごとに得られる情報の質が変わるため、どの年齢でも健康診断には大きなメリットがあります。
若い子(~6歳)
- 見た目だけではわからない“初期変化”を拾える
- 若いときの基準値(その子のベースライン)を知れる
- 将来、体調を崩した際の比較材料として非常に役立つ
※基本的な検査だけでも十分に意義がありますが、精査(Cコース)を選ぶ飼い主さまも一定数おられ、「健康な若いうちにこそ全身の状態を知っておきたい」という方には非常におすすめです。
シニア(7歳〜)
年齢が上がるにつれて、
- 心臓や血圧の変化
- 甲状腺や副腎などの内分泌系の異常
- 画像検査をしないと分からない臓器の変化
といった “基本的な血液検査や尿検査だけでは見つかりにくい異常”が増えていきます。
実際に今回の集計でも、血液+尿検査では問題なしでも、血圧・心電図・エコーなどの検査を加えることで要精査レベルの異常が見つかったケースがありました。
健診を受けるきっかけにしていただければ幸いです
2025年秋の健康診断は、11月末までキャンペーン価格にて実施しています。
気温が下がり体調の変化が出やすい季節ですので、気になることがあればお気軽にご相談ください。
また、当院では キャンペーン期間以外でも一年を通して健康診断をお受けいただけます。
「今の健康状態を一度確認しておきたい」「シニアに差し掛かったので詳しく診てほしい」など、どんなタイミングでもご利用いただけます。
大切なご家族の“いま”を知ることが、未来の健康につながります。
この機会にぜひ当院の健康診断をご利用下さい。
